令和6(2024)年度栃木県学校給食優良学校等表彰について

　令和6(2024)年度学校給食優良学校等表彰の被表彰校等を下記のとおり決定しました。この表彰は、学校給食実施上、優れた成果を上げてきた学校及び学校給食共同調理場並びに学校給食に特に功労のあった個人及び団体等を表彰するものです。表彰式は令和6(2024)年12月12日（木曜日）に開催する第19回栃木県健康教育研究大会の中で執り行います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

学校給食優良学校

　宇都宮市立清原北小学校

　地元生産者や地域との交流から地場産物を活用した学校給食の提供につなげ、小規模校の特徴を生かした給食指導や食事マナーの指導に積極的に取り組んでいる。健康指導の取組「スクスク」を教育課程に位置づけ、発育・健康面、食生活、運動面について継続的な指導と家庭との連携を図っている。児童会（給食委員会）では、行事食や食事マナー等について「給食パンフレット」や「食育動画」を作成したりするなど学校全体で食育に取り組んでいる。

○学校給食功労者 

　石塚　恵美　氏(宇都宮市立清原中学校　栄養教諭)

　栄養教諭としてのこれまでの経験や知識を生かし、生徒の望ましい食習慣の育成に尽力している。栃木県教育委員会事務局健康福利課指導主事（平成24(2012)～26(2014)年度）として、県内の学校給食の充実に貢献した。また、栃木県教育委員会主催の「学校におけるアレルギー疾患対応推進事業マニュアル作成委員会」の委員(平成27(2015)年度)として、「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル」の作成に貢献した。　

　久保　光子　氏(市貝町立市貝小学校　栄養教諭)

　教科における食に関する指導に力を入れて取り組み、益子町学校給食センター受配校全ての学年で栄養教諭による授業を実施した。自作教材をもとに、各学年発達段階に応じて教材を工夫した分かりやすい授業を実施し、その熱心な取組は、児童生徒・教職員・地域から高い評価を得ている。令和3(2021)・4(2022)年度には、栃木県学校栄養士会の会長として学校栄養士等の資質向上に貢献した。

学校給食優良団体　

　宇都宮市学校給食研究会

　学校長及び食育主任、学校栄養士、学校給食調理従事者等、学校給食の運営に携わる関係者に対し、安全・安心な学校給食の実施に必要な知識及び技術を学ぶための講習会や研究会等を開催し、宇都宮市全体の学校給食の充実・発展に貢献した。また、作成資料や研究成果を広く県内に周知し、給食関係者全体の指導力の向上に尽力した。

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