令和５(2023)年度栃木県健康推進学校表彰について

　令和5年(2023)年度栃木県健康推進学校表彰の被表彰校を下記のとおり決定しました。

　この表彰は、心身ともに健やかな児童生徒を育成するために、学校における健康課題を中心として、健康教育の推進に積極的に取り組み、成果をあげている学校を表彰するものです。

　なお、表彰式は12月15日(金曜日)に開催する第18回栃木県健康教育研究大会の中で執り行います。

記

○最優秀校

【小学校】真岡市立長沼小学校

　授業研究部、学校環境部、地域連携部を校内に組織し、それぞれの役割を明確にした上で歯と口の健康に関する取組を推進。授業研究部では、発達段階に応じた「歯の磨き方・食べる機能」についての授業づくり、学校環境部では、児童自らが提案・活動する委員会活動の実施、地域連携部では、家庭や地域が連携して取組を実施。

【中学校】栃木市立寺尾中学校

　生活習慣アンケートの結果から、メディアの長時間利用による生活習慣の乱れが課題であることを把握。生徒自ら生活習慣を振り返ることで健康課題に気付き、自己管理能力を身につける事を目指す。「夜8時以降のノーメディアデー」を設け、小・中学校と家庭が連携し中学校の定期テスト期間に合わせて、自分で立てた目標やルールをもとに実施し、目標を達成した生徒を表彰。

○優秀校

【小学校】栃木市立静和小学校

　児童保健委員会による健康問題解決活動として、「腸の健康＝体の健康」をテーマに児童による主体的な取組を実施。インターネットや書籍での調べ学習に加え、学校医等へのインタビューにより、腸の健康は体の健康に深いつながりがあり、免疫力の向上が感染予防対策になることを確認。また、6年生の家庭科の授業では、腸に良い食事を考え、実際に給食として提供。

【中学校】宇都宮市立鬼怒中学校

　創立以来、学校歯科医と連携を図りながら、歯と口の健康教育を実施。中学生は、永久歯のむし歯・歯肉炎等のトラブルがあらわれる時期であり、歯垢除去の方法について習得することが重要と捉え、1年時に「歯の健康教室」を実施。また、3年時の歯科検診において歯と口の健康状態が良好な生徒を対象に、学校歯科医による「健康な歯模範生徒表彰」を実施。

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