令和5(2023)年度児童虐待に対応するための研修会の開催について

　本研修会は、県内教育機関の管理職及び関係職員を参加対象とし、子どもの人権を守ることを主目的に児童虐待の未然防止及び早期発見に向けた対応等について理解を図ります。

　また、今回は、４月に施行された栃木県ケアラー支援条例を踏まえ、ヤングケアラーの問題は、児童虐待の可能性もあることから、栃木県保健福祉部こども政策課と連携し、教職員へのヤングケアラーについての正しい理解を図る機会にもなっております。

１　開催について（※詳細は、別添「開催要項」のとおり）

・日時　令和5（2023）年9月12日（火曜日）13：20～16：30

・形式　オンライン形式（※取材を希望される場合は、御連絡ください。視聴に必要なパスコード等をお伝えします。）

・対象　幼稚園、保育所及び認定こども園、小・中学校及び義務教育学校並びに高等学校及び特別支援学校の管理職、児童・生徒指導担当者、教育相談関係者、養護教諭等（※現在は約280名の受講希望者がおります。）

２　研修内容の特徴

（１）「行政説明」

・基礎的な児童虐待の分類や通告等の流れについて確認する。

・ヤングケアラーの定義や教育機関の果たす役割等について確認する。

（２）「講話」

・子どもの人権を守るための先駆的な取組をしている専門家による講話を聴講する。

（３）「インタビューフォーラム」

・事前に受講希望者から寄せられたテーマに沿った質問事項をもとに進行する。

・県の子ども政策担当者・市町の子ども政策担当者・学校関係者の代表者に、それぞれの立場から対応や連携の実際について回答してもらう。