令和5(2023)年度児童生徒学習教材『人権の窓』の完成について

　『人権の窓』とは、人権教育の学習教材です。栃木県教育委員会が、昭和58(1983)年より作成をしてきましたが、主体的な学習(アクティブラーニング)を意識したデジタル教材としてリニューアルしました。今年度の作成教材は、一方的な情報伝達型の教材ではなく、県内の児童生徒が主体的に人権について考え、差別のない望ましい社会を築こうとする態度を育成するために様々な学習を提供できる教材になっています。

　今年度の学習テーマは、G7の男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が本県で開催されることを踏まえ、男女共同参画社会の大切さについて学習する内容になっています。本教材を活用した学習を通じて、ジェンダー平等など人権問題の解決に向けた機運の醸成を目指します。今年度5月中旬頃に、全県の小・中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に電子データにて配布予定です。

1資料名及び対象等

・資料名　児童生徒用学習教材『人権の窓』

・配布対象　小学生(上学年)、中学生、高校生

・配布方法　データにて配布

・配布時期　5月中旬

・規格等　プレゼンテーションソフトによるスライド形式

2掲載内容：男女平等（女性の権利）

・男女共同参画社会の重要性について

・無意識のジェンダーギャップに気づくためのワーク

・男女共同参画に関するクイズや意識確認チェックリストによる振り返り(Forms対応)

・発展的な学習等のためのリンク集や相談窓口