豚熱の患畜の確認について
2月16日(金曜日)、栃木市において豚熱の患畜が確認されましたのでお知らせします。
1 農場の概要
2 経緯
- 農場から豚に異常が認められるとの通報を受け、2月15日(木曜日)に立入検査を実施し血液検査及び解剖を実施しました。
- 検査により豚熱の疑いが生じたため、国の研究機関である農研機構動物衛生研究部門(※)で精密検査を実施したところ、本日(2月16日(金曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。
※我が国唯一の動物衛生に関する専門研究機関
3 県の対応
- 国や市町・団体などと十分連携を図り、当該農場の飼養豚の殺処分、埋却及び消毒等の必要な防疫措置を迅速かつ着実に実施します。
- 農場の消毒や野生動物の農場への侵入防止等の飼養衛生管理基準の遵守に関する指導を徹底するとともに、消毒ポイントを設置して感染拡大防止に万全を期します。
- 生産者、消費者、流通業者等へ正確な情報を提供します。
※なお、県内養豚場においてワクチンを接種していることから、移動・搬出制限区域は設定しません。
4 その他
- 豚熱は豚及びイノシシにのみ感染する病気であり、人に感染することはありません。感染豚の肉が市場に出回ることはありませんし、仮に豚熱に感染した豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ドローンやヘリコプターを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
- 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。