第65回全国家畜保健衛生業績発表会における農林水産大臣賞受賞について

農林水産省主催で令和6(2024)年9月19日～20日に銀座ブロッサム中央会館（東京都中央区銀座2丁目15-6）にて開催された第65回全国家畜保健衛生業績発表会において、本県発表演題が農林水産大臣賞を受賞しました。

○概要

・発表会名　　第65回全国家畜保健衛生業績発表会

・開催期日　　令和6(2024)年9月19日～20日

・開催場所　　銀座ブロッサム中央会館（東京都中央区銀座2丁目15ー6）

・発表会概要　第1部26演題、第2部22演題の各部からそれぞれ農林水産大臣賞1演題が選出

・本県の発表演題

　「クロバエによる豚熱ウイルスの伝播リスク評価」（第2部発表演題）

　発表者：県央家畜保健衛生所　家畜衛生研究部微生物研究室　主任　小笠原　悠

・演題概要

　豚熱ウイルスの侵入経路として、ハエによる伝播リスクを調査した結果、媒介者になりうることが示唆された。

　　豚熱感染イノシシ発見地点付近で捕獲したハエのうち、特にクロバエから、豚熱ウイルスを高率に検出

　　豚熱ウイルス摂食後48時間はクロバエの体内で生きた豚熱ウイルスを検出

　　農場において、豚舎・死亡豚保管庫を中心にクロバエを捕獲、豚や死体にクロバエが誘引されることが示唆された。

 

※全国家畜保健衛生業績発表会

　農林水産省主催で、家畜保健衛生所の日常業務に関連した事業、調査等の業績について、全国的な規模で発表討議を行い、畜産の現状に即した家畜衛生事業等の向上に資することを目的として毎年開催している。

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