重要なお知らせ
2024年5月13日発表
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県農業総合研究センターの調査において、県内のなし、りんご等に被害を及ぼす果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)の発生が、これまでに調査した6地点のうち4地点で平年の10倍以上となっており、今後、果樹園での被害が懸念されることから、本日付けで下記のとおり注意報を発表しましたのでお知らせします。
記
1 注意報の名称
令和6(2024)年度病害虫発生予察注意報第1号
2 注意報の概要
(1)発生状況
果樹カメムシ類の発生量が調査した6地点のうち4地点で平年比約11~71倍と多い。
(2)発生が多い要因
カメムシ類の餌となるスギ・ヒノキの実(球果)の量が昨年は多く(栃木県林業センター調査結果)、暖冬の影響もあり、越冬した成虫の数が多いと考えられる。
(3)今後想定される果樹園への影響
果樹カメムシ類による吸汁被害を受けると果実が変形する等、商品価値を大きく低下させる。
(4)防除対策
ア 果樹園を覆う多目的防災網の隙間をなくすとともに、こまめに園内を観察し、果樹カメムシ類の飛来を見つけたら早急に薬剤で防除する。
イ 果実に袋を掛けて栽培する場合は、早めに袋掛けを行う。
その他の詳細な情報については、栃木県農業総合研究センターのホームページを参照ください。
ホームページ https://www.pref.tochigi.lg.jp/g59/boujo/yosatsu.html
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