重要なお知らせ
2023年3月31日発表
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令和5(2023)年3月31日に、下野市内の果樹園(スモモ)の木3本に、特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害が確認されましたので、お知らせします。
・県内では、これまでに足利市、栃木市、佐野市、小山市、壬生町、野木町、宇都宮市、鹿沼市、さくら市において被害が確認されており、下野市で10市町目となります。
・当該被害樹は、ネット巻き、伐採、薬剤散布による被害拡大防止対策を実施予定です。
・県と市町で引き続き周辺の被害調査を実施し、同種による新たな被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。
【参考】
1 クビアカツヤカミキリによる被害の特徴
幼虫が、モモ、スモモ、サクラ、ウメなどのバラ科の樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。
2 クビアカツヤカミキリの生態
幼虫は、樹木内で主に4月~10月頃に活発に木を食害し、樹皮の外に大量の細長いフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6月~8月頃に2.5~4㎝程度の成虫に羽化します。
3 防除対策
(1)被害の拡散を防止するためには、伐採が最も有効な対策です。
(2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
(3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。
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