食中毒の発生について

令和６(2024)年７月31日（水）16時30分頃、安足健康福祉センター（安足保健所）宛て、管内の医療機関から「７月27日（土）に足利市内の飲食店を利用した４名中２名が食中毒症状を呈して受診した。残り２名についても同様の症状があるようである。」との連絡があり、同センターが調査を開始した。

同センターによる調査の結果、７月27日（土）に当該飲食店で食事をした１グループ４名全員が下痢、腹痛、発熱等の食中毒症状を呈していることが判明した。

発症者に共通する食事は７月27日（土）に当該飲食店で調理、提供された食事に限られていること、発症者の症状や発症日時等に共通性があること、発症者の便からカンピロバクターが検出され、発症者の症状がカンピロバクターによるものと一致していること、発症者を診察した医師から食中毒患者届出票が提出されたことから、当該飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

なお、発症者は全員快方に向かっている。