平成28年度毒物劇物取扱者試験問題の誤りについて

 平成28年8月24日に県が実施した「平成28年度毒物劇物取扱者試験」において、試験問題の一部に不適切な問題があることが判明しました。

 受験者の皆様及び関係者の方々にお詫び申し上げますとともに、次のとおり取り扱うこととしましたので、お知らせします。

1 経緯

 平成29年2月23日に出版社から御指摘を受け、内容を確認したところ誤りがあることが判明しました。

2 試験の概要

 試験実施日：平成28年8月24日（水曜日）

 試験会場：帝京大学宇都宮キャンパス（宇都宮市豊郷台1-1）

   受験者数：313名（一般197名、農業用品目113名、特定品目3名）

 合格発表日：平成28年9月16日（金曜日）

3 誤った試験問題の内容

 一般、農業用品目、特定品目共通問題

 問19 2価の酸0.30gを含んだ水溶液を完全に中和するのに、0.100mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液40.0mLを要した。

 この2価の酸のモル濃度は何mol/Lか。

 1:0.001 mol/L

 2:0.002 mol/L

 3:0.004 mol/L

 4:0.006 mol/L

 正答を2としていたが、酸水溶液の容量（1L）の記述が漏れてしまったため、モル濃度の計算ができないことが判明した。

4 対応

 該当の問19については、受験者全員を正解としました。

 ホームページで公表するとともに、新たに合格となった方にはあらかじめ電話で連絡すると伴に、合格証とお詫びの文書を送付いたしました。

5 最終的な試験結果

区分	受験者数	合格者数
一般	197	50(7)
農業用品目	113	11(1)
特定品目	3	0

  ( )内は新たに合格になった方の内数です。

6 再発防止策

 問題作成に関わっていない職員によるチェック体制を整備し再発防止対策の強化を図ります。

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