重要なお知らせ
2023年5月19日発表
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1 HIV検査普及週間について
令和5(2023)年6月1日(木曜日)から6月7日(水曜日)まではHIV検査普及週間です。
県内の広域健康福祉センターにおいて、「HIV検査普及週間」に併せて検査時間の拡大を行います。治療法が進歩した現在では、早期発見・早期治療によって、エイズの発症を予防することができます。発症前に感染を知る唯一の方法は検査であり、県内5箇所の広域健康福祉センター及び宇都宮市保健所にて、匿名・無料で受けることができます。また、最近、増加傾向にある梅毒の検査も併せて行えますので積極的に検査を受けるようにしましょう。
2 HIV/エイズについて
エイズ(AIDS)は「後天性免疫不全症候群」の略で、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによっておこる病気です。感染経路は、「性行為による感染」、「血液を介した感染」、「母親から赤ちゃんへの母子感染」があります。
感染初期には、ほとんど症状がなく、その後、自覚症状のない時期が数年続き、さらに進行すると、病気に対する抵抗力が低下し、本来なら自分の抵抗力で抑えることのできる病気(日和見感染症)などを発症するようになります。代表的な23の指標となる病気が決められており、これらを発症した時点でエイズ発症と診断されます。
現在はさまざまな治療薬が出ており、きちんと服薬することでHIVに感染していてもエイズ発症を予防することが可能です。
3 梅毒について
梅毒は、主に性行為などで梅毒トレポネーマという病原菌に感染することによっておこる病気です。
感染初期には、感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができたり、股の付け根の部分が腫れることがあります。その後、病原菌が血液によって全身に運ばれ様々な症状が出ます。早期の薬物治療で完治が可能ですが、治療せずに数年を経過すると、脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、梅毒等性感染症に感染するとHIVに感染するリスクが高くなります。
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