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2022年7月4日発表

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令和4(2022)年度第2回「栃木県ケアラー支援に関する有識者等意見交換会」の開催結果について

 令和4(2022)年度第2回「栃木県ケアラー支援に関する有識者等意見交換会」の開催した結果は、以下のとおりでした。


 1 日 時  令和4(2022)年6月17日(金)10時00分から11時55分まで

 2 場 所  県庁 研修館 402研修室

 3 出席者(代理出席を含む。) 全16名のうち、以下14名(50音順)
   青木委員、大石委員(会長)、大橋委員、児玉委員、小林委員、齋藤委員
   石川委員(首長委員代理)、庄司委員、五月女委員、仲田委員、福田委員(副会長)
   増渕委員、加藤委員(増山委員代理)、依田委員

 4 議事
 (1)ヤングケアラーに関する実態調査の実施について
    事務局から、実態調査の方法や設問項目等の案について説明した。

【意見交換会全体を通しての委員からの主な意見】
・ 相談窓口などが掲載された県のホームページにつながるQRコードを、児童生徒へのアンケート、保護者向け、教師向けに貼った方が良い。
・ 満足度についての質問で0点を付けた児童がいても学校が分からなければ、答えた児童は、0点と書いてSOSを出したが何のケアもしてくれないと、悪い方にいってしまうことが懸念される。SOSが出されたときのフィードバックがされると良い。
・ 調査をした後に周りの大人(学校の先生やスクールソーシャルワーカー等)がどう児童・生徒に目を向けるかということが重要だと思う。
・ 中高生の生活実態に関するアンケート調査の裏面に県内の主な相談窓口が載っているが、ヤングケアラーについて、市町等の相談窓口がどの程度理解しているか、啓発もお願いしたい。
・ お世話をすることでよかったと思うことで、家族の力になれたことにマルをつけた方がいたときに、すべてポジティブではないということを読み取っていかなくてはいけないので、その裏側も読み取っていくということが必要だと思う。
・ ケアラー支援は、基本的にはその人のために何かをするのではなくて、その人が意思決定しようという過程において、選択肢をいかに多くつくってあげるかということだと思う。
・ いまも家族のケアをして困っている子が実際に多くいるわけなので、この調査を実施し、各市町村が傾向と対策等を示し、いま困っている子供たちの支援に早く繋がっていただけることを期待している。

 

 5 備考
   意見交換会の資料については、以下の県ホームページからご覧ください。
   https://www.pref.tochigi.lg.jp/e01/welfare/tochigi_carer-yuushikishatouikenkoukankai.html

お問い合わせ

保健福祉課 地域福祉担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館4階

電話番号:028-623-3047

ファックス番号:028-623-3131

Email:hofuku@pref.tochigi.lg.jp

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