重要なお知らせ
2024年11月13日発表
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令和6(2024)年11月13日、栃木市にある県所管の大岩藤浄化センター敷地内のトチノキ1本に、特定外来生物ツヤハダゴマダラカミキリの被害が確認されましたので、お知らせします。
・県内では、これまで5市町(小山市、大田原市、那須塩原市、野木町及び那須町)において被害が確認されており、栃木市で6市町目となります。
・当該被害木については、今後施設管理者に対し、拡散防止のための防除指導を行います。
・県と市で周辺の被害調査を実施し、本種による新たな被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。
【参考】
1 ツヤハダゴマダラカミキリの概要
(原産地)
中国、韓国、北朝鮮
(体の色)
黒色の体に白い斑点があり、在来種ゴマダラカミキリに酷似するが、胸部の白紋が無い。
(生態)
・幼虫がトチノキ、カツラなど多くの樹種に寄生
・成虫は5~10 月に出現し、樹木の上方や枝に好んで産卵し、産卵数は約50個
※在来種ゴマダラカミキリは高さ2 m 以下程度の樹幹部に好んで産卵し、産卵数は約30 個
(被害)
・幼虫が樹木内部を食い荒し、被害が進行すると木は枯死し、落枝や倒木の恐れがある。
・人体への被害はありません。
2 国内の発生状況
宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、富山県、愛知県、兵庫県、山口県の一部地域で確認されている。
【県HP】ツヤハダゴマダラカミキリにご注意ください
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/tuyahadagomadarakamikiri.html
お問い合わせ
自然環境課 自然保護担当
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