重要なお知らせ
2024年10月25日発表
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令和6(2024)年10月25日、上三川町にある県立上三川高等学校敷地内のサクラの木2本に、特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が確認されましたので、お知らせします。
・なお、同町では、本年8月5日に同種の成虫が確認されていました。
・県内ではこれまで、14市町(宇都宮市、足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、小山市、真岡市、大田原市、さくら市、下野市、益子町、壬生町、野木町、芳賀町)で被害が確認されており、上三川町が15市町目となり、成虫のみ確認されている日光市と合わせて、16市町で被害または成虫が確認されています。
・当該樹木は被害拡散防止対策を実施予定です。
・県と市町で周辺の被害調査を実施し、同種による新たな被害を発見した場合は、必要な対策に取り組んで参ります。
【参考】
1 クビアカツヤカミキリの被害の特徴
幼虫が、モモ、スモモ、サクラ、ウメなどの樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。
2 クビアカツヤカミキリの生態
幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に木を食害し、樹皮の外に大量の細長いフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6~8月頃に2.5~4㎝程度の成虫になります。
3 防除対策
(1)被害の拡散を防止するためには、伐採が最も有効な対策です。
(2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
(3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。
【県HP】クビアカツヤカミキリに御注意ください
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/kubiakatuyakamikiri.html
お問い合わせ
自然環境課 自然保護担当
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