重要なお知らせ
2024年8月5日発表
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8月4日に上三川町内において発見されたカミキリ虫が、本日8月5日、特定外来生物クビアカツヤカミキリと判明したので、お知らせします。
・県内では、これまでに14市町(宇都宮市、足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、小山市、真岡市、大田原市、さくら市、下野市、益子町、芳賀町、壬生町、野木町)において本種による被害が確認されておりますが、成虫のみの確認は日光市についで2例目になります。
・今回は町道上で成虫が発見されたものであり、現時点では被害は確認されていません。
・県と町で周辺の被害調査を実施し、本種による被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。
・なお、県では、6月14 日に関係機関等に対し、本種に関する注意喚起を実施したところですが、現在、成虫の発生する時期であることから、県民の皆様には、改めて、モモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木について御確認をお願いします。
【参考】
1 クビアカツヤカミキリの被害の特徴
幼虫が、モモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。
2 クビアカツヤカミキリの生態
幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に木を食害し、樹皮の外に大量の細長いフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6~8月頃に2~4㎝程度の成虫になります。
3 防除対策
(1)被害の拡散を防止するためには、伐採が最も有効な対策です。
(2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
(3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。
【県HP】 クビアカツヤカミキリにご注意ください
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/kubiakatuyakamikiri.html
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自然環境課 自然保護担当
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