野木町におけるツヤハダゴマダラカミキリ被害の確認について

　令和６(2024)年８月27日、野木町内においてトチノキ１本に、特定外来生物ツヤハダゴマダラカミキリの被害が確認されましたので、お知らせします。

・県内では、これまで４市町（小山市、大田原市、那須塩原市及び那須町）において被害が確認されており、野木町で５市町目となります。

・当該樹木は被害拡散防止対策を実施予定です。

・県と町で周辺の被害調査を実施し、本種による新たな被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。

・なお、現在、成虫の発生する時期であることから、県民の皆様には、疑わしいカミキリ虫を見つけた場合には、最寄りの市町や県環境森林事務所にお知らせくださいますようお願いします。

【参考】
１　ツヤハダゴマダラカミキリの概要
　（原産地）
　　中国、韓国、北朝鮮
　（体の色）
　　黒色の体に白い斑点があり、在来種ゴマダラカミキリに酷似するが、胸部の白紋が無い。
　（生態）
　　・幼虫がトチノキ、カツラなど多くの樹種に寄生
　　・成虫は５～10 月に出現し、樹木の上方や枝に好んで産卵し、産卵数は約50個
　　　※在来種ゴマダラカミキリは高さ２ m 以下程度の樹幹部に好んで産卵し、産卵数は約30 個
　（被害）
　　・幼虫が樹木内部を食い荒し、被害が進行すると木は枯死し、落枝や倒木の恐れがある。
　　・人体への被害はありません。
２　国内の発生状況
　宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、富山県、愛知県、兵庫県、山口県の一部地域で確認されている。　

【県HP】ツヤハダゴマダラカミキリにご注意ください

　https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/tuyahadagomadarakamikiri.html

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