重要なお知らせ
2023年7月5日発表
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令和5(2023)年7月5日、大田原市内のスモモの木1本に、特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が発見されましたので、お知らせします。
・県内では、これまでに足利市、栃木市、佐野市、小山市、壬生町、野木町、宇都宮市、鹿沼市、さくら市、下野市において被害が確認されており、大田原市で11市町目となります。
・当該被害樹木は、ネット巻き実施済みで、今後伐採等の対策を実施予定です。
・県と市町で周辺の被害調査を実施し、同種による新たな被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。
・なお、県では、令和4(2022)年度の被害樹木の新規本数が前年度の約2.5倍に増加したことなどから、6月に関係機関等に対し、本種に関する緊急的な注意喚起を実施したところですが、県民の皆様には、改めてモモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木についてご確認をお願いします。
【参考】
1 クビアカツヤカミキリの被害の特徴
幼虫が、モモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。
2 クビアカツヤカミキリの生態
幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に木を食害し、樹皮の外に大量の細長いフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6~8月頃に2~4㎝程度の成虫になります。
3 防除対策
(1)被害の拡散を防止するためには、伐採が最も有効な対策です。
(2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
(3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。
【県HP】 クビアカツヤカミキリにご注意ください
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/kubiakatuyakamikiri.html
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