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2023年7月5日発表
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7月3日(月曜日)に宇都宮市内の水路において、県と宇都宮市との共同により約6平方メートルにわたって繁茂していた外来水草「ウチワゼニクサ」の駆除を行いました。
「ウチワゼニクサ」は北米原産であり、ウォーターマッシュルームの名で熱帯魚水槽用の植物として販売されています。繁殖力が強く、生態系への影響や水路を防ぐことによる通水障害・農業被害が懸念されています。
県が令和3年3月に策定した「栃木県外来種対策方針」では、「定着はしていないが侵入を特に警戒する必要がある外来種」として位置付けています。
本年5月に県内で初確認されたため周辺調査を行ったところ、当該水路1箇所のみで繁茂していたことから、これ以上の繁殖を防ぐため駆除を実施しました。
今回の駆除作業では目視で確認できるものは全て根から抜き取りましたが、わずかに残った地下茎から繁殖する可能性もあるため、引き続き宇都宮市と連携して監視を行って参ります。
【作業前】
【作業後】
なお、観賞などのためにご購入された水草は、池・湖沼・河川に入ると爆発的に増殖してしまう恐れがあります。観賞用の水草を野外に流出させたり、捨てたりしないようお願いします。
お問い合わせ
自然環境課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-3211
ファックス番号:028-623-3259