湯ノ湖の水草「コカナダモ」の刈取りについて

　湯ノ湖の富栄養化対策として、栃木県、日光市、地元住民等によるコカナダモの刈取りを実施します。

1 実施日

(1) 機械刈取り：令和５（2023）年11月７日（火曜日）～11月９日（木曜日）

(2) 人力刈取り及び湖畔清掃：令和５（2023）年11月11日（土曜日）10時～12時

2 主催者

(1) 機械刈取り：栃木県、日光市

(2) 人力刈取り及び湖畔清掃：奥日光清流清湖保全協議会
　（協力：湯元・中宮祠自治会／全国内水面漁業協同組合連合会日光支所／株式会社伊藤園）

3 実施場所

　湯ノ湖（日光市湯元地内）

4 参考

　富栄養化は、湖沼中の窒素やりんなどの栄養塩類が増えることをいい、栄養塩類を養分として成長するプランクトンが増加するため、透明度が低下する等、水質の悪化の原因とされています。
　コカナダモは、春から夏にかけて生長している間は栄養塩類を吸収していますが、冬になって枯れると、この栄養塩類が再び湖水中に溶け出します。このため、コカナダモが枯れる前に刈り取ることで、吸収した分の栄養塩類を湖外に除去しています。
　機械刈取りは平成13（2001）年度から、人力刈取りは平成10（1998）年度から毎年実施しています。