令和4(2022)年度消費生活相談状況について

（概要）

　県内の消費生活センターにおける令和4(2022)年度消費生活相談状況は、次のとおりです。

1　相談件数の概要
・県内の消費生活センターで受け付けた苦情及び問合せ相談・要望の総件数は16,251件
・対前年度比6.6％（1,010件）の増加。

2　年代別の苦情相談状況
・年代別構成比上位3位　70歳以上22.8％、50歳代16.0％、60歳代15.5％

・増加率上位3位　19歳以下18.0％、50歳代14.3％、20歳代13.8％

・新成年18・19歳の苦情相談件数は150件で、令和3年度114件から36件増加。

3　商品・サービス別の苦情相談状況
・苦情相談の上位5位　「商品一般」1,714件、「化粧品」1,132件、「役務その他」663件、「工事・建築・加工」561件、「融資サービス」533件

4　販売購入形態別の苦情相談状況
・販売購入形態別の苦情相談件数上位3位　通信販売5,166件、店舗購入2,502件、訪問販売1,342件

・訪問販売、電話勧誘販売、訪問購入は他の年代より70歳以上の相談件数が特に多い。

5　急増した相談

・インターネット通販などの「定期購入」に関する苦情相談

・「脱毛エステ」の解約に関する苦情相談

6　特徴的な相談（令和3(2021)年度から増加が見られ、今後も特に注意が必要な苦情相談）

・高齢者からの相談が多い海産物の電話勧誘販売や送りつけ商法

・有名ブランドをかたる「偽サイト」トラブル